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診療・設備の特徴

心臓と足と血管の総合クリニック:今日も明日もその先も、心臓・足・血管を健やかに保つために

 狭心症・心筋梗塞・不整脈・心不全など心臓病は、胸痛・息苦しさ・圧迫感・動悸などの原因となり、突然命に関わることがあります。

 足は第2の心臓と呼ばれるほど体の循環に大切ですが、足の痛み・傷(潰瘍壊疽)、むくみといった足病は様々な原因で起こり、時に大切断に至ることがあります。

 首やおなか、足の血管病も動脈硬化やバージャー病、血管炎、線維筋性異形成症など様々な原因で起こり、脳梗塞や脳出血、足の痛み・傷(潰瘍壊疽)、若い方の高血圧、なかなか血圧が下がらない、腎臓病などを引き起こします。

 心臓病、足病、血管病は併存すると互いに影響しあい悪循環を招きます。特に糖尿病の方は神経が鈍くなるために発見が遅れることがあります。そのため、心臓のケア、血管のケア、傷の処置、歩き方や履物の調整、足変形への介入など必要に応じて多方面からのアプローチが大切です。当院では、丁寧な診察を心がけ、体に負担の少ない超音波検査やフットケアも積極的に行うことで、「心臓から頭、足先まで」各患者さんの病状に応じた治療に取り組みます。

 

心臓病・血管病の救急疾患、糖尿病・高血圧・脂質異常症など生活習慣病の患者さんに迅速な血液検査結果を提供し、救急対応や通院負担軽減を

心臓病、足病、血管病の多くは「命を救う」「足を救う」ために迅速な対応が求められます。また遠方から来られる患者さんや付き添いを必要とする患者さんにとっては受診回数が増えると負担も多くなってしまいます。そのため、一般的な血液検査や緊急を要する血液検査は受診当日に数分から30分程度で結果説明を行い速やかに治療に活かすと同時に通院の負担軽減に努めています。例えば、救急疾患の患者さんにも迅速に対応できるように、胸痛や胸部圧迫感など急性心筋梗塞が疑われる場合にはトロポニン、息苦しさや動悸など心不全や不整脈にはBNP、下肢のむくみや痛みなど深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)にはD-dimer、細菌感染や炎症疾患にはCRP、ワルファリンを内服していて出血が心配される場合にはPT-INRの結果がすぐにわかります。また生活習慣病や内科疾患の患者さんの通院負担軽減のために、糖尿病にはHbA1cや血糖、脂質異常症にはLDLコレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・総コレステロールの結果、高血圧の患者さんには腎機能・電解質の結果、その他に貧血の有無、肝臓、尿酸などの結果がすぐにわかります。

 

質の高い心臓と血管の超音波(エコー)検査で全身の重要な心臓病・血管病を診断

患者さんへの負担なく心臓の働きや血管の状態を調べるために超音波検査はとても重要です。被爆の心配がなく、造影剤も使用しないので経過をみるために繰り返し行うこともできます。

当院の特徴として全身の重要な心臓病や血管病に対応できるように心臓、頚動脈、腹部大動脈から下肢動脈、さらには下肢静脈や腎動脈などを超音波(エコー)で評価します。これまの豊富な診療経験を活かし、動脈硬化性疾患や静脈疾患、さらには難病や稀な血管疾患などあらゆる心臓病や血管病にも対応できるようにしています。当院では最新のハイスペックな 超音波機器を導入していますので、とてもクリアな画像で心臓や血管の情報を得ることができます。

 

丁寧な診察と正確な血流評価で質の高い診療を提供、大阪府下クリニックで唯一の最新の皮膚灌流圧(毛細血管血流)検査機器を装備

当院では視診聴診触診といった診療の基本を大切にします。色調や皮膚の温かさはもちろん、爪や毛の生え具合、筋肉の張りや血管拍動も確認して血流が悪くないか確認します。

手足の動脈血流や静脈血流をすぐに確認できるドプラ聴診器を診察時によく使います。このドプラ聴診器は、一般的によく行われている動脈硬化の検査機器を使用してはいけないような病状の時にも大切です。

次に大切なのが、動脈硬化による血管年齢や血流量を測定する機器(血圧脈波検査装置)です。一般的によく行われている検査機器ですが、当院では最新のForm-5を導入しています。動脈硬化による血管の硬さ、手足の血流量、さらには稀な血管疾患の際にも役立ちます。また一部の病状ではこの検査機器の使用を控えないといけないことに留意する必要があるため、血管診療の豊富な経験を活かして必要な検査をおこなっています。。

さらに、当院の特徴として足関節より先の血流、つまり毛細血管の血流も評価できる皮膚灌流圧も必要な患者さんには行っています。                         当院には大阪府下の内科クリニックでは唯一の最新の皮膚灌流圧検査機器SPP-K1を導入しています。当院かかりつけの糖尿病など生活習慣病や心疾患・血管疾患の患者さんで、足に傷や冷感しびれがある場合には毛細血管血流の評価を行い、症状の原因を明らかにした上で、傷の治癒や再発の予測、病状に即した治療を行うように努めています(これまで院長は循環器領域における皮膚灌流圧評価の重要性について国内外で積極的に啓蒙を行い、多くの論文執筆や学会発表を行っています。)

 

迅速で負担の少ない不整脈の診断治療、いつでも必要な患者さんが受けれるように3台の24時間心電図(ホルター心電図)を装備

また心房細動や上室性頻拍症など不整脈診断に必要な24時間心電図(ホルター心電図といいます)も、複数の患者さんにも迅速に対応できるように3台用意しており、受診当日に装着し入浴可能、翌日検査後30分程度で結果を説明することで、通院の負担軽減と迅速な治療開始を可能にしています。

不整脈が原因で血栓ができてしまい、心不全や脳梗塞をおこしたり、さらに手足の血管を詰まらせることがあります。来院時の心電図だけでは十分な評価ができない場合には、日常生活での不整脈を診断するための24時間心電図(ホルター心電図といいます)が大切です。当院では患者さんの負担を軽減するために、クラス最薄(幅4cm×高さ4.1cm×厚み1cm)、最軽量(約17g)でシャワー・入浴可能なものを、複数の患者さんにも迅速に対応できるように、3台用意しています。また入浴可能なので、受診当日に装着できます。診療努力により、翌日検査後機器を外した後30分程度で解析結果を説明することで通院の負担軽減と迅速な治療開始を可能にしています。

 

フットケア専用の設備とチーム医療

足の傷を洗浄するための足専用シャワー、足の処置を行うための電動リクライニングチェア、足の撮影もできるレントゲン装置、足の血流を測定する機器や超音波装置などフットケアに必要な設備を備えています。医師、看護師、受付スタッフなどが連携してチーム一丸となって患者さんの足を守ります。

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