メディカルフットケア:糖尿病、血行不良、足変形の患者さんの足を守る
当院は数少ない糖尿病合併症管理施設、下肢創傷処置管理施設、静脈圧迫処置施設の認定を受けた循環器専門クリニックです。循環器専門医・総合内科専門医・脈管専門医・カテーテル治療専門医・足病医である院長と糖尿病療養指導士・フットケア指導士・腎臓病療養指導士である看護師や脈管診療技師が協力しあっていますので、糖尿病など生活習慣病や心臓病や血管病でかかりつけの方は安心してメデイカルフットケアを受けることができます。
足の血流が悪い方、糖尿病がある方、むくみがひどい方、麻痺がある方、杖歩行など足に偏った荷重がかかりやすい方、外反母趾のある方、寝たきりの方などは、傷ができやすくさらに細菌が感染し足切断リスクが高くなります。
特に糖尿病で神経障害がある方は30-50%と言われています。糖尿病神経障害があると足が変形し痛みに鈍くなるために、知らぬ間に足に潰瘍壊死や低温やけどができることがあります。また足に血行不良があると簡単に傷ができてしまい、一旦傷ができると治りにくくなります。
まず傷を作らないこと、傷ができてしまった場合も手遅れにならないように早めに受診し、傷が治った後に再発させないことが大切です。当院では、足だけ、糖尿病だけを診るのではなく、糖尿病や足変形の程度、足の血流や神経の問題、心臓病や血管病の程度など全身を診ながらフットケアを行っています。定期的にフットケアを行い、足の健康にも気を配りましょう。
当院チーム一丸となって患者さんの足を守ります。